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Inkscape を使って印影をデータ化する方法

お客さんから見積り依頼をいただいたときに、見積書をPDF形式にしてメールでお送りする機会が増えました。

通常は見積書を直接持参するか郵送させていただくのですが、最近はお客さんの方から「金額がわかればいいからメールで送って」とご依頼いただくことがあります。

四角い社判を押した見積書をPDF形式で作成するときに、
  1. 見積書を作って印刷する
  2. 社判を押す
  3. スキャンしてPDF形式で保存する

という手順で作業していたのですが、この方法だと、
  • 印字品質が悪くなってしまう
  • ファイルサイズが大きくなってしまう
  • 作業にやや手間がかかる

という欠点があります。

なので、最近では社判の印影をデータ化して Excel に貼り付けて使っています。

前置きはここまでで、この記事ではフリーソフトの Inkscape を使って印影をくっきりなめらかにデータ化する方法を紹介します。

手順1.印影をスキャンする


まず印影をスキャンして、スキャンした画像をパソコンに保存しておきます。カメラで撮影したものでもかまいません。下記の例では、スマホのカメラで撮影した画像を使用しています。

今回はダイソーで買ったはんこを例として、この印影をデータ化してみます。

d0015124_09374070.png

手順2.Inkscape に画像を読み込む


手順1.で保存した画像ファイルを Inkscape のウィンドウにドラッグして読み込みます。

インポート画面が表示されますので、そのまま [OK] ボタンをクリックします。

d0015124_09375714.gif

手順3.ビットマップのトレースを行う


読み込んだ画像を選んで、[パス] メニュー ⇒ [ビットマップのトレース] を実行します。

表示された画面で [ライブプレビュー] にチェックをつけて、しきい値を調整して [OK] ボタンをクリックします。

d0015124_09380898.gif


下図の黒い方がトレースで作成されたものです。読み込んだ元の画像は削除してOKです。

d0015124_09381562.jpg

手順4.印影につける色を指定する


トレースで作成されたものを選んで、[オブジェクト] メニュー ⇒ [フィル/ストローク] を実行し、フィル/ストロークの画面で色を指定します。

d0015124_09381417.jpg

手順5.PNG 形式で保存する


[ファイル] メニュー ⇒ [PNG 画像にエクスポート] を実行し、PNG 画像にエクスポート の画面でエクスポート先(保存先とファイル名)を指定してから、[エクスポート] ボタンをクリックします。

d0015124_09395823.gif

この方法でデータ化するメリット


印影以外の部分を透明化する方法もありますが、この記事で紹介した方法でデータ化すると印影の輪郭がくっきりなめらかに仕上がってファイルサイズも小さくできます。

もうひとつ、印影の色を自由に変更できるというメリットもあります。

d0015124_09400343.png

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by pc_klik | 2017-02-26 13:50 | パソコンのこと・あれこれ

Inkscape でSVG形式の画像を作ってみました

スマホの高解像度化の流れ

スマホの画面は高解像度化がどんどん進んでいます。

老眼が身近に感じるようになった私は、あんな小さい画面でそこまで解像度を上げる必要があるのかねぇ・・・と疑問に思いますが、今後もこの流れは続くでしょう。デジカメの画素数が増えてきたのと似ていますね。

この高解像度化はスマホ向けのホームページ制作にも影響を与えています。

通常、ホームページで使用するロゴ画像やボタンは PNG / GIF / JPEG などのビットマップ形式で作るのが一般的です。

ピクセルサイズを小さめに抑えたビットマップ形式の画像を使ってホームページを制作すると、最新機種のスマホで表示したときに画像がぼけて見えてしまうという現象が起きます。そうならないためにピクセルサイズを増やすと、ホームページが重たくなってしまいます。

スマホ向けに SVG 形式の画像を使う

この問題の対策のひとつとして考えられるのが、SVG 形式の画像を使うことです。

SVG 形式の画像は拡大表示しても輪郭が滑らかできれいに表示されるという特徴があり、高解像度のスマホ画面で表示してもぼけることがありません。

Inkscape というフリーソフトで SVG 形式の画像を作ってみましたので、PNG 形式と比べてみます。

まず、原寸表示です。

SVG 形式
SVG形式の画像

PNG 形式
PNG形式の画像

もちろん、原寸表示ではどちらもきれいに表示されています。

それでは拡大していきましょう。

SVG 形式
SVG形式の画像

PNG 形式
PNG形式の画像

SVG 形式
SVG形式の画像

PNG 形式
PNG形式の画像

拡大すると PNG 形式の表示は悲しい結果になりますが、SVG 形式の方は拡大してもまったく問題ありません。

Inkscape、なかなかよさそうです

初めて Inkscape を使ってみましたが、なかなかよさそうなソフトだと感じました。

上記のボタン画像はおおよそ以下のような手順で作りました。
  1. 四角形、円、三角形を配置
  2. テキストを配置
  3. オブジェクト(テキスト)をパスに変換
  4. ページサイズをコンテンツに合わせて変更
  5. SVG 形式で保存

操作に慣れると、効率よくホームページ用の画像を作れそうな印象を受けました。

そのうちに時間ができたら、じっくりと使い方を研究してみたいと思います。
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by pc_klik | 2015-05-12 17:30 | パソコンのこと・あれこれ

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