Linuxいろいろ ~ Ubuntu と Xubuntu を使ってみました
2008年 11月 17日
11月10日の記事 にいろいろな Linux(リナックス) を試したことを書いたのですが、Linux にはそれ以外にもまだまだ多くの種類があります。
なぜ Ubuntu を試してみる気になったかというと、パソコンメーカーの Dell が製品にこの Linux を採用していたことを知って、興味を持ったんです。パソコンメーカーが採用するには、それなりに理由(優れた部分)があるはずです。
Ubuntu は日本語チームのホームページから日本語版をダウンロードできるのですが、このホームページからはコミュニティの熱気・活気が感じられて、期待できそうな印象でした。
■ Ubuntu Japanese Team ⇒ http://www.ubuntulinux.jp/
試したバージョンは、Ubuntu Desktop 日本語 Remix CD 8.04 LTS です。
Ubuntu のデスクトップはシンプルで私好みで、試したパソコンの性能・容量が割とよいので、CDからの起動でも動作はけっこう快適でした。
このパソコンにはUSB接続の無線LANアダプター corega USB Stick11 をつないであるのですが、このアダプターも自動認識してあっさりと無線LANにつなげることができました。おぉ、すごい!
次に、私の枕元で Puppy Linux を使用している Gateway SOLO 2150 (Celeron 450MHz, 160MB RAM) でCDから起動してみましたが、切なくなるほどの遅さです。やっぱり、軽さでは Puppy Linux や DSL(Damn Small Linux) にはかなわないですね。
Puppy Linux よりもよければ、Xubuntu に切り替えようか・・・という気が起きてきて、試してみました。
そこで、余っているデスクトップパソコン Compaq iPAQ (Celeron 500MHz, 512MB RAM)に Xubuntu をインストールしてみました。このパソコンは、先日評価用に Puppy Linux をインストールして快適に使えていたマシンです。
期待に反して、Xubuntu は DSL や Puppy Linux に比べると、電源を入れてからデスクトップが表示されるまでの時間がすごく長くて、その後も動きがサクサクというわけにはいかなかったです。
Xubuntu のデスクトップはこんな見た目です。こういうシンプルなの、いいですねぇ・・・。

デスクトップが表示されてからしばらくして、画面右上にアップデート・マネージャのメッセージが表示されました。そこをクリックして開いた画面がこれです。

Windows Update のように自動的にセキュリティアップデートを調べてくれているのですが、この機能も動作が重くなっている一因なのでしょうね。
ということで、私の枕元のノートパソコンはこれからも Puppy Linux でいきます。
でも、性能がいいパソコンで Linux を使うなら、いちばん使いたいのは Ubuntu です。
Ubuntu(ウブントゥ) を使ってみたくなりました・・・
今回は Ubuntu(ウブントゥ) という、ちょっと変わった名前の Linux を使ってみました。なぜ Ubuntu を試してみる気になったかというと、パソコンメーカーの Dell が製品にこの Linux を採用していたことを知って、興味を持ったんです。パソコンメーカーが採用するには、それなりに理由(優れた部分)があるはずです。
Ubuntu は日本語チームのホームページから日本語版をダウンロードできるのですが、このホームページからはコミュニティの熱気・活気が感じられて、期待できそうな印象でした。
■ Ubuntu Japanese Team ⇒ http://www.ubuntulinux.jp/
Ubuntu はなかなかよさげですが、古いパソコンではとても重いです・・・
まずは、自宅にあるパソコン Dell Dimension 3100C (Celeron D 3.06GHz, 1GB RAM) で、試しにCDから起動してみました。試したバージョンは、Ubuntu Desktop 日本語 Remix CD 8.04 LTS です。
Ubuntu のデスクトップはシンプルで私好みで、試したパソコンの性能・容量が割とよいので、CDからの起動でも動作はけっこう快適でした。
このパソコンにはUSB接続の無線LANアダプター corega USB Stick11 をつないであるのですが、このアダプターも自動認識してあっさりと無線LANにつなげることができました。おぉ、すごい!
次に、私の枕元で Puppy Linux を使用している Gateway SOLO 2150 (Celeron 450MHz, 160MB RAM) でCDから起動してみましたが、切なくなるほどの遅さです。やっぱり、軽さでは Puppy Linux や DSL(Damn Small Linux) にはかなわないですね。
Xubuntu(ズブントゥ) も試してみました
Ubuntu の派生バージョンで、Xubuntu(ズブントゥ) というものがあり、どうやら性能が低いパソコンいはこちらが向いているらしいということが分かりました。Puppy Linux よりもよければ、Xubuntu に切り替えようか・・・という気が起きてきて、試してみました。
そこで、余っているデスクトップパソコン Compaq iPAQ (Celeron 500MHz, 512MB RAM)に Xubuntu をインストールしてみました。このパソコンは、先日評価用に Puppy Linux をインストールして快適に使えていたマシンです。
期待に反して、Xubuntu は DSL や Puppy Linux に比べると、電源を入れてからデスクトップが表示されるまでの時間がすごく長くて、その後も動きがサクサクというわけにはいかなかったです。
Xubuntu のデスクトップはこんな見た目です。こういうシンプルなの、いいですねぇ・・・。

デスクトップが表示されてからしばらくして、画面右上にアップデート・マネージャのメッセージが表示されました。そこをクリックして開いた画面がこれです。

Windows Update のように自動的にセキュリティアップデートを調べてくれているのですが、この機能も動作が重くなっている一因なのでしょうね。
ということで、私の枕元のノートパソコンはこれからも Puppy Linux でいきます。
でも、性能がいいパソコンで Linux を使うなら、いちばん使いたいのは Ubuntu です。
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by pc_klik
| 2008-11-17 20:29
| パソコンのこと